レントゲンで異常がないのに歯が痛い原因5つと対処法

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レントゲン異常がないのに歯が痛い原因と対処法 なたが歯科にかかり、レントゲンや目で見て、虫歯や膿の袋もなく、歯ぐきの状態も良いのかかわらず「歯が痛い」と感じた場合の原因と対処法の「答え」を解説いたします。

目次

【1】歯に亀裂が入っている(割れている)

神経がある歯、神経がない歯、どちらも長年使用しているうちに歯が割れてくることがあります。細かな亀裂の場合は「拡大鏡(2.5倍~)」「マイクロスコープ(歯科用顕微鏡、最大20倍程度)」でないと確認できない場合があります。

亀裂(破折線、はせつせん)は細いためレントゲンで写ってこないことが多く、「レントゲンでは異常ない...」といわれることがあります。また、被せ物(冠)が入っている場合内部が金属の影の影響で確認できない場合があります。

・痛みの質

咬むと痛い~がまんできない激痛

・原因

物理的に歯が割れてきている(かみしめ癖、はぎしり、ナッツ類、ガム、など生活習慣も関与します)

・対応法と処置

ナッツ類、ガム、フランスパン、等の歯ごたえのあるものを一旦中止する。軽度の場合はかみ合わせの調整、おさまらない場合は神経の治療をすることが多い、大きく割れている場合は抜歯になることがある。

【2】象牙質知覚過敏症(ぞうげしつちかくかびんしょう)

略して「知覚過敏(ちかくかびん)」ということがあります。

・痛みの質

冷たい水、ブラッシング時に歯ブラシがあたると「鋭い痛み」がでます。
何もしない時は痛みがでないことが多く、特に歯の根元が凍みたり、痛みがでやすい。

・原因

ブラッシング圧が強い、歯ブラシの毛が硬い、歯磨き粉の粒子が粗い、ホワイトニング用の歯磨き粉の影響(海外製品などは国内製品と成分が違うことが多い)、などが可能性としてあげられます。

・対応法と処置

ブラッシング圧を確認する(10g程度、親指の爪をさわって ピンク→白 になる位で十分です。ほとんどの方は強すぎる傾向があります)。

歯ブラシを軟らかめにする(通常は硬めは必要ないと考えます)。

歯磨き粉の使用を一旦中止するか知覚過敏用の歯磨き粉に替えてみる。

【3】咬合性外傷(こうごうせいがいしょう)

・痛みの質

咬んだ時に鈍い痛みがある。痛い歯の場所が明確にわかる。

・原因

歯ぎしり、くいしばり癖、かみ合わせのバランスの崩れ。

・対応法と処置

歯科でのかみ合わせの調整、くいしばり癖の改善。

【4】顎関節症(がくかんせつしょう)

・痛みの質

あごの関節部分(おおよそ耳の前のあたり)、下あごの「エラ」のあたりが口を開け閉め時に痛い、場合により開かなくなることがある。

・原因

精神的なストレス、昼間、就寝時も含めた「かみしめ、歯ぎしり」による筋肉痛。使いすぎによる疲労。普段の体の姿勢も関与する。

・対応法と処置

あごを安静に保つ(使いすぎない、ナッツ、ガム、フランスパン、等を避ける)。
姿勢の改善(ほおずえをしない、うつぶせに寝ない、等)。
ストレスをため込まない。

【5】歯の摩耗(咬耗)

・痛みの質

咬むと痛い、凍みる

・原因

歯がすり減ってきたため歯の質が薄くなってきて神経に接近してきた。

・対応法と処置

マウスピースの使用、すり減りに応じて詰め物、被せ物でカバーする。場合によって神経の治療をおこなう。

まとめ

・レントゲンで異常はみつからないが痛みがあるケースは存在する。

・そもそもの原因によって対応法、治療法、が違うため、きちんと歯科で判断してもらうことが大切。

・上記の5つ以外にもあるので多くの分野の見識が必要。

 

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