インプラントはどれくらいもつのか?

「インプラントはいったいどれくらいもつのだろうか?」とあなたは思ったことはありませんか?

ズバリそれに「お答え」します。

最長は45年

インプラントの構造

インプラントの構造

1965年のスウェーデンで現在主流のチタン製タイプがはじめて患者様に使われました。

その患者様がお亡くなりなるまでの45年間がインプラントが一番長くもった記録になります

10年後→インプラントの95%が使用できた

10年間で見た場合、多くの研究データーから「95%前後使用できた」とほぼ同じ水準の結果がでています。

この数字が高いかどうかはドクターと患者様の考え方次第でかわりますが医療に100%はない事を考えると、納得できる数字ではないかと考えます。

どれくらいもつかどうかは、「インプラント治療が終了→ご使用できている期間」になり、使用年数が長くなればなるほど天然の歯と同様に徐々にインプラントも少なくる傾向になります。

では10年を超えた場合はどれくらいのインプラントが使用できているのでしょうか?

20年後→インプラントの85%が使用できた

インプラントの20年間のデータ

10年後、20年後にインプラントがどれくらい残っているか

20年間というと、天然の歯が少なくなり始める年代の50歳時にインプラント治療をおこない70歳になった時の状態をイメージされると良いと思います。

さすがに年々使用できていたインプラントも次の10年で10%ほど少なくなってきます。

※このデータは残存率(成功率とはちがう)といって、お口の中に「あるか、ないか」をカウントします。

※「%」はインプラントの本数(人数ではなく)の計算値。

なぜもたなかったのか?その原因

10年間なら95%、20年間なら85%のインプラントが使用できていることがわかりました。

逆に考えると10年間で5%、20年間であれば15%のインプラントが何らかの原因で使用できなくなっていることになります。

その原因はなんでしょうか?

①インプラント周囲炎

多くは「インプラント周囲炎」といってインプラントを支えている骨が歯周病で無くなることが原因です。

※正確にはインプラントは天然の歯では無いので「歯周病」というよりも「インプラント周囲炎」で骨が無くなる。

②その他の原因

その他としては、想像以上の力の影響で冠や土台が破損したりすることも少ないですがあります。

※喫煙される、健康状態が良くない、などの場合はそもそもインプラントはおこなわないことが正解。

長持ちさせるために必要なこと

①歯周病の治療をおこなう

インプラント治療をおこなう前に歯周病の治療をしっかりしておくこと。そうしないと治療後のインプラント周囲炎が起きる可能性が大きくなります。

②毎日のお手入れをサボらない

治療している時だけでなく、治療終了後もクリニックの指導通りにお手入れをおこなうことが極めて重要です。

再び歯やインプラントを悪くしないように。

③定期的なチェックをかかさない

痛みや腫れなどの症状がなくても、トラブルの兆しが起きていることがあります。インプラントをおこなったクリニックの指示にしたがい、定期的なチェックとクリーニングが必要です(3~6ヶ月程度の間隔)。

④お体の健康状態にも気をくばる

インプラントも天然の歯も、お体の健康状態に影響されます(糖尿病、骨そしょう症、お薬、など)医科の
治療の必要があれば治療をしっかりすることが必要です。

まとめ

・45年間使用できたインプラントが世界での最長記録。

・インプラントの95%は10年間、85%は20年間、使用できると考えられる。

・長持ちさせるには、生活習慣の改善が大切。

・「一生もつとかどうか」は、おこなった年齢と寿命との関係も影響する。

 

≪参考文献≫

日本歯科医師会雑誌 2018年7月号

 

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